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椎間板ヘルニア

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椎間板ヘルニアとは

椎間板ヘルニアとは、椎間板がヘルニア(本来あるべき位置から外れた状態)となることです。具体的にいうと、椎間板の周辺にある硬い部分(繊維輪)に亀裂がはいり、中心部分の髄核が繊維輪を破って飛び出した状態のことを示します。飛び出した椎間板が神経を刺激するとことで、疼痛やしびれを発生させ、状態がひどくなれば手術も行います。男性に多く、20代と30代での発症が全体の60%程度、40代と50代で20%程度発症しており、比較的若い人に発症しやすい疾患です。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアが発生する原因には、主に4種類あります。日常生活の中で重い荷物をもつ、ゴルフやテニスなど背骨への持続的な負担によるもの、加齢による椎間板自体の老朽化が起こり何らかの弾みで発生するもの、加齢やカルシウム不足による骨粗しょう症や骨の変形から何らかの弾みで椎間板をつぶしてしまい発生するもの、悪い姿勢によって骨がずれ、その骨のずれを支えるために体がゆがむということを繰り返した結果発生するものがあります。

椎間板ヘルニアの症状

椎間板ヘルニアの代表的な症状は2症状あり、疼痛と下肢のしびれです。疼痛の程度は人にもよりますが、多くの場合ぎっくり腰のような激痛を伴い動けなくなるほどのもので、これは飛び出た椎間板が神経を一時的に強く刺激することで発生します。また、しびれは慢性的なものが多く、これは飛び出た椎間板が持続的に神経を圧迫するために発生します。しびれが発生する場所はヘルニアの状態によりますが、おしりや太もも、下肢全体の場合もあります。

椎間板ヘルニアの検査

検査には3種類の方法があります。まず行われるのは問診で、痛みやしびれの部位や程度を調べます。例えば、痛みやしびれはどういう場合に発生・強く感じるか、痛みやしびれは慢性的なものか否かといったものです。下肢伸展挙上テスト(SLRテスト)と大腿神経伸展テスト(FNSテスト)と呼ばれるものも行います。これは医師が持ち上げて、どういった場合に痛みやしびれが強くなるのかを確認するための検査です。最後にはX線やMRIを用いて画像から椎間板ヘルニアの状態や他の疾患の有無を確認します。

椎間板ヘルニアの治療

椎間板ヘルニアの治療は、急性期と慢性期によって異なります。
急性期の場合は炎症や疼痛が強いため安静にすることが重要で、必要に応じて消炎鎮痛剤を併用することもあります。慢性期であれば、コルセットなどの装具、消炎鎮痛剤、神経ブロック注射(麻酔薬やステロイドが含まれた注射で、痛みや炎症をとります。)などが行われます。また腰の牽引などの運動療法も併用されます。温熱療法といって患部を温めることも有効ですが、温熱療法は慢性期に行うものであり、急性期には行ってはいけません。これらの方法を実施しても症状が改善しない場合や排尿障害がある場合は根本治療となる手術を行っています。

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