治療
日常生活に支障を来している場合に治療介入を検討します。
具体的には、徐々に就寝時間を早めていきます。急に大幅な時間変更を行うのではなく、10分でもいいので少しずつ目標とする時間軸に戻すように調整をします。反対に就寝時間を大幅に遅らせることで、目標とする就寝時間に近づける場合もあります。
ベッドに入る時間が遅い場合は、少し早く寝室へ赴くようにします。就寝前にカフェインやアルコールを摂取しないことや、就寝の直前までスマートフォンを使用しないことも有効です。
こうした行動による治療以外にも、メラトニンに代表される薬物治療が選択されることもあります。
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