原因
原因はよくわかっていませんが、体内時計に乱れが関与していると推定されています。
一日の周期は24時間ですが、ヒトの体内時計は通常25時間に設定されており、この1時間の差を埋める必要があります。
この調節には、メラトニンと呼ばれる物質が関与しており、日中に光を浴びることで、メラトニンの分泌が調節され体内時計のリセットが行われます。
睡眠相後退症候群の発症が多い若年層は、そもそも体内時計のセットが25時間よりも長いため、この調整が難しいのではないかと推定されています。
また、昼夜の境がつきにくい環境や、光を浴びるタイミングなどが悪化につながると言われます。
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