症状
睡眠相後退症候群は一般的な“夜更かし”など、自発的に夜遅くまで起きているケースとは異なり、生活リズムが乱れて自分で修正するのが困難となるため、学校や仕事などの社会生活に大きな支障を引き起こします。
特に思春期から青年期にかけて発症することが多く、無理をして社会生活にリズムを合わせることで日中の眠気、倦怠感、頭痛、頭重感、食欲不振などの身体症状が生じるようになります。また、学校の試験といった大切なスケジュールがあっても朝起きることができないことで、重要な機会を失うなど社会的な問題も引き起こされます。
また、睡眠相後退症候群は、パーソナリティ障害、不安症、気分障害などの精神的な病気を併発するケースがあるのも特徴です。
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