治療
突然死に至るような状況では、迅速な救命救急対応をとることが重要となります。
具体的には、救急車の要請はもちろん、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用などを迅速に行うことで救命できる可能性があります。
また、突然死を防ぐためにも普段から健康診断などを受け、病気のリスク因子の評価を受けることが大切です。突然死のリスクがある場合には、禁煙や適正な体重コントロール、食事内容の是正、運動療法、薬剤の使用などでリスク因子への治療介入を行うこともあります。
致死的な経過をたどる可能性のある不整脈が懸念される場合には、植込み型除細動器も検討されます。
乳児における突然死の予防のためには、うつぶせ寝や横向きでは寝かさない、硬いマットレスなどの上に寝かせる、母乳で育てる、家庭では喫煙を控えるなどの対策をとることが推奨されています。
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