とつぜんし

突然死

最終更新日:
2018年09月05日
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2018/09/05
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概要

突然死とは、それまで健康的に日常生活を送っていた人が、急速な経過で死に至ることを指します。

不整脈など心臓に生じた異常や、脳血管疾患などが原因となり起こることがあります。また、突然死は乳児に起こることもあります。

この場合には乳幼児突然死症候群(Sudden infant death syndrome、SIDS(シッズ))と呼ばれ、我が国においては乳児の死亡原因の第3位となっています。原因は、うつぶせ寝や両親の喫煙環境などによることもあります。

原因

突然死は成人の場合、心筋梗塞不整脈といった心臓に生じた異常を原因として発症することが多いです。

突然死に至る可能性のある不整脈としては、心室細動や持続性心室頻拍、完全房室ブロックなどを挙げることができます。また、脳血管疾患が原因で突然死することもあります。

SIDSは、「それまでの健康状態および既往歴からその死亡が予測できず、しかも死亡状況調査および解剖検査によってもその原因が同定されない、原則として1歳未満の児に突然の死をもたらした症候群」と定義され、原因は成人とは異なります。

SIDSの原因は不明ですが、仮説としては脳の内因的な因子の関与や、うつぶせ寝、両親の喫煙環境などの外的な要因が影響を及ぼすことが推定されています。

症状

突然死は、睡眠中や仕事中、歩行中など日常生活のなかで突然生じます。短時間で急変し死亡する場合には、突然倒れて失神(意識消失)し、反応がなくなります。また、悲鳴のようなうめきを数回発したり、口から泡を出したりすることもあります。

また、原因によっては突然死する前に病気に関連した症状が出現することもあります。

たとえば、心筋梗塞が原因となっている場合には、胸の痛みや冷や汗、胸の圧迫感、息苦しさ、吐き気や嘔吐などの症状が現れることがあります。

SIDSの場合は、通常は睡眠中に気づかれずに生じることが多いです。

検査・診断

突然死は、心筋梗塞不整脈などが原因で起こることが多いため、普段からリスクとなる病気の因子を評価するための検査を受けることが大切です。

具体的には、高血圧糖尿病脂質代謝異常、不整脈などが発症要因となるため、血圧測定や血液検査(HbA1cやコレステロールなど)、心電図検査などの検査を行うことがあります。

一方でSIDSの発生を予見することは困難です。

治療

突然死に至るような状況では、迅速な救命救急対応をとることが重要となります。

具体的には、救急車の要請はもちろん、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使用などを迅速に行うことで救命できる可能性があります。

また、突然死を防ぐためにも普段から健康診断などを受け、病気のリスク因子の評価を受けることが大切です。突然死のリスクがある場合には、禁煙や適正な体重コントロール、食事内容の是正、運動療法、薬剤の使用などでリスク因子への治療介入を行うこともあります。

致死的な経過をたどる可能性のある不整脈が懸念される場合には、植込み型除細動器も検討されます。

乳児における突然死の予防のためには、うつぶせ寝や横向きでは寝かさない、硬いマットレスなどの上に寝かせる、母乳で育てる、家庭では喫煙を控えるなどの対策をとることが推奨されています。

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