検査・診断
特徴的な日内変動のある筋力低下を認めた場合に、筋無力症を疑います。
血液検査
自己抗体の検査としてアセチルコリン受容体抗体(抗ACh受容体抗体)、筋特異的受容体型チロシンキナーゼ抗体を行います。若年性重症筋無力症の抗ACh受容体抗体の陽性率は低く、5歳未満で50.3%、5歳以上10歳未満では48.1%です。
塩酸エドロホニウム静注テスト
短時間作用型のコリンエステラーゼ阻害薬である塩酸エドロホニウムを静脈注射し、筋力低下の改善をみます。
誘発筋電図検査
鼻筋・僧帽筋・手内在筋などを反復電気刺激し、減衰(漸減現象:waning)がみられます。
医師の方へ
「筋無力症」を登録すると、新着の情報をお知らせします