治療
根治的な治療方法は存在せず、対症療法(症状に対する治療)が主体です。筋強直が現れやすい状況を予測して、症状が悪化する因子がある場合には極力避ける努力が必要です。また、筋強直性ジストロフィーでは筋力低下を徐々に伴うため、装具の利用も検討します。
筋緊張を示す病気は、麻酔薬に関連して悪性高熱と呼ばれる重い合併症を発症することがあります。そのため、原因となり得る麻酔薬を使用しないためにも、自身が病気を抱えていることや家族歴(患者の家族や近親者の病歴や健康状態、死因などの記録)があることを医師に伝えることは重要です。
医師の方へ
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