検査・診断
結核性関節炎の診断においては、結核の診断を行うことに加えて関節炎の状況を評価することが重要です。ツベルクリン反応、結核菌インターフェロン‐γ測定検査、喀痰検査、胃液検査、関節液検査などを行い、培養やPCR法で結核菌が存在していることを確認します。
結核性関節炎は関節に病変が拡がる疾患であるため、病変部位の変化を確認するための画像検査も重要です。レントゲン写真では病変の変化が捉えにくいこともあるため、CTやMRIで関節の変化や骨を含めた周囲組織での病変の波及状況などを評価することになります。
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