検査・診断
結膜下出血は、基本的に視診と細隙灯顕微鏡検査を基に診断されます。この検査では細隙灯という拡大鏡を使用し、目に光を当てて目の状態を観察します。結膜下出血を発症した場合は、細隙灯顕微鏡検査で血液が結膜の下にたまっている様子が確認できます。
また、事故などの大きな外力を受けたことが原因で発症した場合は、目の状態をさらに詳しく調べるために眼底検査(眼球の奥の眼底と呼ばれる部分の状態を調べる検査)を行ったり、骨折の有無などを確認するためにX線やCTなどの画像検査を行ったりすることもあります。
そのほか、はっきりした原因がないにもかかわらず結膜下出血を繰り返す場合には、何らかの病気が背景にある可能性を考え、必要に応じて血液検査などが検討されます。
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