治療
網膜静脈閉塞症では、閉塞が生じた部位に応じて治療方針が決定されます。網膜静脈分枝閉塞症では、視力障害に影響がおよばない部位に病変があることもあり、自然回復も期待できるため経過観察となることもあります。
しかし、中心部の静脈が障害を受けた場合や、網膜静脈分枝閉塞症でも部位によっては積極的な治療介入対象となります。治療方法として選択されるのは、抗VEGF療法、レーザー治療、硝子体手術などがあります。以前は虚血した網膜にレーザーを当てるレーザー治療あるいは手術が中心でした。しかし、レーザー治療では黄斑浮腫が引きにくく、視力予後の改善が思わしくないという問題がありました。
一方、抗VEGF薬は病状の進行を強力に抑制します。抗VEGF薬が網膜静脈閉塞症で使用されるようになって以降、患者さんの視力予後は改善してきています。
網膜静脈閉塞症は、高血圧や高脂血症が発症リスクを高めます。網膜静脈閉塞症の発症予防の観点からも、生活スタイルの改善や内服薬治療を行うことも大切です。
実績のある医師
周辺で網膜静脈閉塞症の実績がある医師
東京女子医科大学病院 眼科 講師
内科、血液内科、膠原病リウマチ内科、外科、心療内科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器外科、消化器外科、腎臓内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科、呼吸器内科、循環器内科、緩和ケア内科、消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、内分泌内科、代謝内科、人工透析内科、脳神経内科、内分泌外科、放射線診断科、精神神経科、総合診療科、病理診断科
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