原因
確実な原因はこれまでのところ特定されていなく、今後のさらなる研究が必要とされています(2021年10月時点)。ただし、今までの研究から遺伝的な要因や心理・身体的なストレスのほか、手術やけがなどが発症に関与する可能性があることが指摘されています。
また、脳における痛みの情報処理の過程に何かしらの障害が存在する可能性もあるといわれています。痛みは、問題が生じている部位からの信号を脳が受け取り、それに脳が呼応する形で“痛み”として危険信号を発信することで発生します。線維筋痛症では、この情報伝達の間で何らかのトラブルが生じていると考えられています。
医師の方へ
「線維筋痛症」を登録すると、新着の情報をお知らせします