ちゅうぶかんしょうこうぐん

肘部管症候群

最終更新日:
2024年10月17日
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2024/10/17
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

肘部管症候群の診断は、問診と視診・触診による症状の確認から始まります。小指や薬指の半分にしびれがあり、筋肉の萎縮がみられれば、この疾患が疑われます。具体的な検査としては、ティネル兆候の確認、肘屈曲テストなどが実施されます。

ティネル兆候は、肘部管を叩いたときに指先にしびれや痛みが響く現象を指します。肘屈曲テストでは、肘関節と手の関節を最大限に曲げた状態を維持し、症状の出現を観察します。

これらの基本的な検査に加えて、画像検査や神経伝導速度検査を行います。画像検査では、X線撮影、MRI、超音波検査などが用いられ、骨の変形や腫瘤の有無、神経の圧迫などを詳細に観察することができます。神経伝導速度検査は、皮膚の上から神経に電気刺激を与え、神経を通る電気信号の伝達速度を測定する検査です。この検査により、神経障害の部位や程度を評価することができます。

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