治療
下痢や便秘などの便通異常が原因となっている場合、薬剤などで治療をしても再発を繰り返すリスクがあります。そのため、まずは便通を整えることが大切です。
強いかゆみを伴う発疹が生じている場合には、2〜3週間を目途に薬物療法が検討されます。軽症であれば、白色ワセリンやジメチルイソプロピルアズレンなどの塗り薬が使用され、重症の場合はステロイドの塗り薬が検討されます。苔癬化している場合はステロイドのほかにタクロリムスを塗布し、皮膚潰瘍を伴っている場合は皮膚潰瘍治療薬(ブクラデシンナトリウム軟膏など)を併用します。
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