症状
肛門掻痒症の初期症状では、肛門にむずむずしたような違和感が生じます。特に排便後や入浴後に症状を自覚しやすく、悪化するとかゆみが強くなり眠れなくなることもあります。
また、かゆみを感じて肛門をかくと赤い発疹が生じる可能性があります。さらにかくと、知覚神経を刺激するヒスタミンなどのサイトカインという物質が分泌されてかゆみが増し、肛門のかゆさも強くなります。
肛門掻痒症が進行すると、皮膚が傷ついたりびらんが生じたりします。その結果、入浴時にお湯がしみるといった痛みや痛がゆさを感じることがあり、切れ痔と勘違いされることも少なくありません。
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