検査・診断
肝性脳症が疑われる場合は以下のような検査が行われます。
血液検査
血液に含まれるアンモニアの量、肝機能の状態などを評価するため血液検査が行われます。検査は診断時に一度だけではなく、病状の変化を評価する目的で複数回にわたって行われるのが一般的です。
画像検査
肝性脳症は脳機能が低下する病気であるため、ほかの脳の病気と鑑別するために頭部のCTやMRIなどの画像検査を行うことがあります。また、以前の情報がない場合は、肝臓がんの合併や腹水・門脈の状態を調べるために腹部CTを行うこともあります。
さらに、重度な肝臓の病気は食道静脈瘤を合併することが多く、破裂すると多量な出血で死に至ることもあるため、合併の有無を調べるために内視鏡検査を行うことも少なくありません。
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