検査・診断
肺サルコイドーシスが疑われる場合は、以下の検査が実施されます。
画像検査
肺サルコイドーシスではほとんどの場合で胸郭内のリンパ節が腫れる特徴的な所見が現れます。そのため、診断には胸部X線やCTなどによる画像検査が必要となります。
血液検査
肺サルコイドーシスでは、アンジオテンシン変換酵素(ACE)活性やリゾチームの値が上昇することが知られています。また、他の病気との区別のために、血液検査が行われます。
気管支鏡検査
内視鏡を気管支内に挿入して内部の状態を詳しく観察する検査です。肺サルコイドーシスの診断では、気管支肺胞洗浄液(気管支や肺胞を洗浄した液体)中のリンパ球の比率の変化を確認する気管支肺胞洗浄液検査が行われます。
また、この検査では病変部位の組織採取が可能で、採取した組織を顕微鏡で詳細に観察する病理検査を実施します。
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