治療
肺塞栓症の治療方法は重症度によって大きく異なります。
軽度な症状のみの場合は、新たな血栓が形成されるのを防ぐためにヘパリンやワルファリンなどを用いた抗凝固療法が行われます。一方、広い範囲が詰まっている場合は血栓を溶かす作用があるt-PAを用いた血栓溶解療法が必要になります。また、心機能低下など重篤な症状を伴う場合は、早急に血栓などを取り除く必要があるためカテーテル治療や手術が必要になることもあります。
血栓によって肺塞栓症を発症している場合、脚の静脈に血栓が残っていると再発する可能性があるため、下大静脈にフィルターを挿入して血栓が肺動脈まで流れるのを防ぐ治療が検討されます。
実績のある医師
周辺で肺塞栓症の実績がある医師
綾瀬循環器病院 循環器内科 副部長

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綾瀬循環器病院 ー“断らない医療”をモットーに地域の命を守り続ける
東京都足立区の医療を支える綾瀬循環器病院による、心臓弁膜症・狭心症/心筋梗塞・不整脈・大動脈瘤の治療をテーマにした特集です。
心臓血管外科、麻酔科、循環器内科
東京都足立区谷中2丁目16-7
東京メトロ千代田線「北綾瀬」南改札口 徒歩3分
医療法人社団やよい会 あだち江北メディカルクリニック 副院長
内科、腎臓内科、人工透析内科
東京都足立区江北4丁目28-27
日暮里・舎人ライナー「江北」 徒歩2分
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