検査・診断
肺梗塞が疑われる場合は以下のような検査が行われます。
動脈血ガス分析
動脈から血液を採取し、含まれる酸素や二酸化酸素の量を測定する検査です。肺塞栓症では酸素濃度の低下が認められます。
画像検査
肺塞栓症の確定診断のために有用な検査の1つである造影CT検査を行い、肺動脈やその分岐の血管内に血栓が詰まっているかを確認する必要があります。また、胸部X線検査や心臓超音波検査などでほかの病気との鑑別を行ったり、心機能の状態を確認したりすることもあります。
さらに、肺への血流の状態を詳しく調べるため、肺換気血流シンチグラフィ検査を行うことがあります。
血液検査
血栓による肺塞栓症の場合は、血栓を溶かすDダイマーという物質が血液中に増えるため、診断の補助的な検査として血液検査を行うことがあります。
肺動脈血管造影検査
カテーテルを用いて肺動脈に造影剤を注入して、血管が詰まっている部分や範囲を調べる検査です。また、肺動脈内の圧力を計測することなども可能です。
実績のある医師
周辺で肺塞栓症の実績がある医師
綾瀬循環器病院 循環器内科 副部長

特集コンテンツ
綾瀬循環器病院 ー“断らない医療”をモットーに地域の命を守り続ける
東京都足立区の医療を支える綾瀬循環器病院による、心臓弁膜症・狭心症/心筋梗塞・不整脈・大動脈瘤の治療をテーマにした特集です。
心臓血管外科、麻酔科、循環器内科
東京都足立区谷中2丁目16-7
東京メトロ千代田線「北綾瀬」南改札口 徒歩3分
医療法人社団やよい会 あだち江北メディカルクリニック 副院長
内科、腎臓内科、人工透析内科
東京都足立区江北4丁目28-27
日暮里・舎人ライナー「江北」 徒歩2分
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