検査・診断
肺炎球菌の診断は、痰や血液などの検体を塗抹・培養して肺炎球菌を同定したり、尿検査で尿中抗原の有無を調べたりすることで確認することができます。培養同定検査は肺炎球菌を直接証明できる検査ですが、結果が出るまでに時間がかかるため、まずはそれぞれの病気ごとの症状や尿による抗原検査の結果を基に治療をはじめ、疑われる病気の治療と並行して起炎菌の検査を行うことが一般的です。中耳炎など経過が良好な病気では、治療の効果が得られないときに起炎菌の検査を行い、通常は行いません。
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