治療
肺炎球菌感染症の治療は抗菌薬による治療が中心です。肺炎、敗血症、髄膜炎など、重症の肺炎球菌感染症では、入院治療や集中治療室での全身管理(酸素投与、輸液、人工呼吸器管理など)が必要になることもあります。
近年では薬剤耐性菌と呼ばれる肺炎球菌が広がっており、特に集団保育を受けている乳幼児間の感染では、この頻度が高くなるといわれています。起炎菌が薬剤耐性菌の場合は抗菌薬が効きづらくなり、治療が長引いたり重症化したりすることがあります。
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