症状
肺炎やその他の呼吸器感染症とほぼ同様で、発熱や咳、痰、血痰、呼吸困難などが現れます。一般的には、細菌よりも進行は緩徐である場合が多いため、週〜月単位で症状が進行します。
ただし、患者さんの状態によっても病状の進行速度は異なり、免疫を抑制する薬を内服している場合や悪性腫瘍の治療中などで易感染状態にある患者さんでは、比較的早い経過で症状が進行する場合もあります。同様に比較的ゆっくり症状が進行する肺の細菌感染症としては、肺結核があり、診断・鑑別に難渋することもあります。
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肺真菌症について
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