いあにさきすしょう

胃アニサキス症

最終更新日:
2024年10月11日
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2024/10/11
更新しました
2017/04/25
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検査・診断

胃アニサキス症の検査では、一般的に問診のほか内視鏡(上部消化管内視鏡検査)や血液検査、腹部エコー検査などを行います。

問診

上腹部の痛みや悪心、嘔吐などの症状がみられ、胃アニサキス症が疑われる場合は、原因となり得る魚介類を食べたかどうかを聴取します。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

口や鼻から内視鏡(胃カメラ)を挿入して、胃内を直接観察します。胃アニサキス症では、長さ2~3cmくらいの白い糸くず状の幼虫が胃壁に食い付いている様子や、発赤や浮腫(ふしゅ)(むくみ)がみられます。

内視鏡検査でアニサキス幼虫が発見された場合は、そのまま内視鏡下でアニサキス幼虫を除去する治療が行われます。

血液検査

アニサキス幼虫に感染すると、白血球の一種である好酸球や免疫グロブリンE(IgE)という抗体が増加します。また、血液中の抗アニサキス抗体を調べることもあります。

抗アニサキス抗体とは、アニサキス幼虫に対抗するために体内で作られる物質で、抗アニサキス抗体を検出することで確定診断とする場合もあります。

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