検査・診断
胃炎が疑われるときは以下のような検査が行われます。
内視鏡検査
口や鼻から内視鏡を挿入して胃の粘膜の状態を詳しく調べる検査です。胃がんなどを疑う病変がある場合は内視鏡で胃の粘膜の一部を採取して顕微鏡で詳しく観察する検査が行われることもあります。
画像検査
胃の粘膜の状態や胃炎の有無を調べるために、消化管造影検査を行うことがあります。
血液検査
胃粘膜の萎縮状態などを調べるために、血液検査を行うことがあります。また、自己免疫性胃炎が疑われるときは、抗胃壁細胞抗体や抗内因子抗体の有無を調べる必要があります。
ピロリ菌検査
ピロリ菌感染による慢性胃炎が疑われる場合は、ピロリ菌感染の有無を調べる検査を行います。検査法には、尿素呼気試験法、血中抗体測定、便中抗原測定、内視鏡検査などがあります。
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