せきずいそんしょう

脊髄損傷

監修:

治療

脊髄の損傷が広がらないよう、速やかに首や背中などを固定して安静にします。

安静を維持することが治療の主体となりますが、脊髄が圧迫されている場合は圧迫を解除するための手術を行います。薬物療法に関しては、ステロイド点滴をすすめている施設もありますが、確定的な薬剤はないのが現状です。また、頚部の脊髄損傷では呼吸筋の麻痺によって自分で呼吸ができなくなることもあるため、人工呼吸器装着などが必要となることがあります。

損傷を受けた部位や程度などから将来的に神経症状が残る可能性があるため、できるだけ早い段階から状態に合わせたリハビリテーションを開始します。

最終更新日:
2024年07月17日
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2024/07/17
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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