症状
自覚症状がみられることが少ないため、健康診断などの画像検査で偶然発見されることも多いといわれています。
脱分化型脂肪肉腫は後腹膜や四肢に多く発生します。発生部位にしこりや腫れを生じることもありますが、症状が乏しいため発見される頃には10cmを超える巨大な腫瘍になっていることもあります。後腹膜腔*に非常に大きな腫瘍が生じている場合には、お腹が張って苦しい、便が出にくいなどの症状がみられることもあります。
*後腹膜腔:腹膜の背中側にある空間のこと。
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