検査・診断
脳ヘルニアは身体所見と画像検査で素早く診断する必要があります。
画像検査
主にCTとMRI検査が用いられます。MRIは脳のむくみなどを詳しく調べることができますが、撮影に時間がかかるため、緊急時は迅速に撮影できるCT検査が優先的に用いられます。
CT検査では脳実質の偏位や圧排所見を確認できます。また脳圧上昇の原因となっている病変や脳の腫れ、水頭症などの状態を評価することができます。
身体所見
麻痺や対光反射の消失などの神経症状を確認します。またテント切痕ヘルニアでは除脳硬直という独特な体位をとることが特徴となります。
医師の方へ
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