ちょうかんゆちゃくしょう

腸管癒着症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

触診や聴診

腹部の状態や手術痕の確認が行われます。

腹部レントゲン検査

腸管ガスの状態の確認が行われます。

画像検査

他の病気との区別や、癒着、狭窄、炎症の有無を確認するためにCTやMRI検査が行われます。腸管癒着症が疑われる場合は、造影剤を用いた消化管造影検査によって、腸管の走行異常や狭窄、腹部の運動や通過障害などを調べます。

腹腔鏡を用いた検査

症状が強く現れているものの、上記の検査では「癒着の有無と症状の因果関係」がわかりにくい場合など、特別なケースでは腹腔鏡を使って直接腹腔内を観察する検査が行われることもあります。

検査で区別すべき他の病気

女性の場合、月経不順妊娠閉経子宮内膜症などでも似た症状が現れるため、婦人科疾患との鑑別(見極め)が重要です。 また、腸管癒着症は手術後に多くみられるため、手術後の心的要因による不定愁訴とも区別することが必要です。

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