しつかんせつねんざ

膝関節捻挫

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

膝関節捻挫の主な症状は、痛みと腫れです。靭帯の損傷の程度が重いほど、痛みや腫れも強く出る傾向があります。ただし、損傷していても痛みが現れにくい靭帯もあるため、痛みが少ないから軽症だと自己判断することなく、医療機関で適切な検査と治療を受けることが大切です。

捻挫をした直後から数週間に現れる症状

一般的には、捻挫をしてから3週間ほど、急性期と呼ばれる期間では、痛みのほかに関節の可動域制限が生じ、関節を思うように動かせない状態が続きます。また、腫れは血液が溜まることで起こるため(関節血症)、外力を受けた直後よりも時間を経てから目立ってくることがあります。これらの症状は急性期を過ぎると軽くなっていき、日常生活への支障はほとんどなくなっていきます。

急性期を過ぎてから現れる症状

損傷部位によっては、急性期を過ぎた後に、膝のぐらつきを自覚することがあります。また、日常生活には支障がなくても、スポーツ活動中に膝くずれなどの不安定感を自覚するようになり、大きな膝崩れでは痛みや腫れが生じる場合もあります。このような症状を放置してしまうと、膝の半月板損傷(はんげつばんそんしょう)や軟骨損傷などが生じ、慢性的な痛みや腫れの原因となることもあるため注意が必要です。

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