治療
膵嚢胞性腫瘍は症状がなく、がん化する可能性がない場合は原則的に治療を行う必要はありません。しかし、嚢胞が大きく破裂する可能性がある場合やがん化する危険がある場合は、手術によって嚢胞を切除する必要があります。特に、膵管の粘膜から発生する嚢胞ががん化する可能性があるものも多く、嚢胞のサイズや膵管の太さ、症状などから総合的にがん化リスクを判断して手術の適応を決めていきます。薬物治療・放射線治療などは無効とされています。
一方、がん化するリスクがない仮性嚢胞の場合は、上部消化管内視鏡を用いて嚢胞内に管を通し、内容物を排出する治療が行われることもあります。この治療法は手術よりもはるかに体への負担が少ないため、広く行われています。
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