すいのうほうせいしゅよう

膵嚢胞性腫瘍

最終更新日:
2021年07月27日
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2021/07/27
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症状

膵嚢胞性腫瘍は、どのようなタイプかによって症状が大きく異なるのが特徴です。

仮性膵嚢胞がん化することはなく、サイズが小さな場合は自覚症状がほとんどないとされています。発症したとしても自然に消えることも少なくありません。しかし、内部に液体がたまり続けて巨大化するとお腹や背中の痛み、腹部膨満感、細菌感染などを引き起こします。また、嚢胞が破裂すると消化酵素を含む膵液がお腹の中に漏れ出すため、周辺の臓器や血管などに大きなダメージを与えて重篤な状態になることもあります。

一方、膵管の粘膜から発生する嚢胞も多くは自覚症状がないとされています。ですが、膵管が詰まって膵液が膵臓内に停滞した状態となると膵炎を引き起こし、腹痛や発熱、黄疸(おうだん)などの症状が現れます。また、がん化する可能性もあるため注意深く経過を見ていくことが必要です。

そして、膵神経内分泌腫瘍はホルモンの異常分泌が生じ、低血糖、難治性の胃潰瘍(いかいよう)などを引き起こします。

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