症状
膵嚢胞性腫瘍は、どのようなタイプかによって症状が大きく異なるのが特徴です。
仮性膵嚢胞はがん化することはなく、サイズが小さな場合は自覚症状がほとんどないとされています。発症したとしても自然に消えることも少なくありません。しかし、内部に液体がたまり続けて巨大化するとお腹や背中の痛み、腹部膨満感、細菌感染などを引き起こします。また、嚢胞が破裂すると消化酵素を含む膵液がお腹の中に漏れ出すため、周辺の臓器や血管などに大きなダメージを与えて重篤な状態になることもあります。
一方、膵管の粘膜から発生する嚢胞も多くは自覚症状がないとされています。ですが、膵管が詰まって膵液が膵臓内に停滞した状態となると膵炎を引き起こし、腹痛や発熱、黄疸などの症状が現れます。また、がん化する可能性もあるため注意深く経過を見ていくことが必要です。
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