すいのうほうせいしゅよう

膵嚢胞性腫瘍

最終更新日:
2021年07月27日
Icon close
2021/07/27
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

検査・診断

膵嚢胞性腫瘍は健康診断などで偶然発見されることが多い病気ですが、診断のためには次のような検査が行われます。

血液検査

病状を把握するため、膵臓の機能に関連するアミラーゼ値、ホルモン値などを調べる目的で血液検査が行われます。また、膵炎などを合併していることが疑われる場合は、炎症の程度などを評価するために実施されるのが一般的です。

画像検査

嚢胞の大きさや位置、周辺臓器への影響などを評価するため、CTやMRIなどの画像検査が行われます。特に手術を検討する場合は正確な大きさや位置などの情報を得る必要があるため、嚢胞などの病変が描出されやすくなる“造影剤”を注射して画像検査を行う造影CT検査や造影MRI検査などが行われます。

また、膵管の粘膜から発生する嚢胞の一種である膵管内乳頭粘液性腫瘍は、ほかの臓器にがんを合併するケースが多いとされています。そのため、全身のCT検査や胃・大腸内視鏡検査を行って他臓器のがんの有無を調べることをすすめる医療機関も少なくありません。

ERCP検査

上部消化管内視鏡(胃カメラ)を用いて、十二指腸の奥にある膵管の出口から造影剤を注入して膵管の閉塞(へいそく)の有無などを調べる検査です。また、膵液を採取して内部に含まれる細胞を顕微鏡で詳しく観察することで、がん化の可能性を評価することもできます。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「膵嚢胞性腫瘍」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

膵嚢胞性腫瘍

Icon unfold more