検査・診断
膿が生じている原因を調べるためには、炎症の程度を把握することと、感染している病原体を特定することが必要です。これらは、血液検査や、病原体の培養によって検査することができます。治療のためには膿がたまっている場所や広がりを正確に把握することも大切で、画像検査が用いられることがあります。
白血球の数の変化は、感染症の状態や原因、免疫の状態を推測するのに役立ちます。また、血液に含まれるCRPというタンパク質は、炎症が起こると増加することが知られています。血液検査ではこれらの値を中心に調べ、原因を探ります。感染が強く疑われるときは、血液や膿を採取して、中に含まれている病原体を特定するための検査を行います。
膿が体の内側にあるときには、膿がたまっている場所や広がりを調べるために、X線(レントゲン)やMRI、CTなどの画像検査が行われることがあります。
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