症状
症状は自然流産のタイプによってさまざまです。進行流産では下腹部痛や出血が生じ、子宮内容物の排出が確認されます。完全流産の場合には、子宮内容物がすべて排出されると腹痛や出血は軽減していきます。不完全流産の場合には、子宮内に残った内容物を排出しようとする力が続くため、腹痛や出血が継続します。この状態で適切な処置を行わなければ、感染症による発熱などの症状が出てきます。感染流産は重症化すると敗血症になることもあるため、適切な治療が必要です。また、稽留流産は軽度な腹痛や出血が生じることもありますが、多くは自覚症状がなく、病院での検診で発見されることがほとんどです。
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