りょうせいのうしゅよう

良性脳腫瘍

最終更新日:
2020年08月25日
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2020/08/25
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症状

良性脳腫瘍によって引き起こされる症状は、全ての良性脳腫瘍で共通して生じる可能性のある症状と発生部位や大きさ、組織のタイプなどによって異なる症状に分けられます。

共通する症状

脳は硬い頭蓋骨(ずがいこつ)に囲まれているため、脳に腫瘍が形成されると体積が大きくなり、頭蓋骨内の圧力が高くなります。このような状態を“頭蓋内圧亢進(こうしん)”と呼びます。進行すると頭痛(特に朝ひどくなる)や吐き気・嘔吐、視野・視力の異常を引き起こすことがあります。

異なる症状

腫瘍が発生する部位や大きさ、組織のタイプによってそれぞれ異なる症状のことを“局所症状”と呼びます。たとえば、脳の言葉を司る部位に腫瘍が発生してダメージが加わると言語障害が引き起こされ、運動を司る部位に腫瘍が発生すると運動神経麻痺が引き起こされます。そのほか、認知機能や性格の変化、目や耳の異常、平衡(へいこう)感覚や呼吸の異常が引き起こされることも少なくありません。
また、さまざまなホルモンの分泌を行う下垂体に良性腫瘍ができると、視力が落ちたり視野が狭くなったりして眼科を受診する方もいます。下垂体に生じる腫瘍の大半はホルモン異常が生じない“非機能性下垂体腺腫”ですが、ホルモン分泌に異常が生じる下垂体腫瘍が生じることもあります。ホルモンに異常が生じる下垂体腫瘍のなかでも頻度が高いのはプロラクチン産生下垂体腺腫で、女性の場合には月経異常や不妊、男性の場合には性欲減衰などの症状が現れることがあります。

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