検査
良性脳腫瘍の検査は頭部CTやMRI検査によって行われます。
特に血管を描出しやすくなる“造影剤”を投与しながら撮影を行う造影MRI検査は、良性腫瘍の組織のタイプをある程度推測することが可能なため、造影剤にアレルギーがある・腎機能が悪いといったケースを除いて良性脳腫瘍の診断に必須の検査といえます。
そのほかには、貧血の有無など全身の状態を調べるための血液検査などが行われるのが一般的です。
また、血流が豊富と考えられる良性脳腫瘍の場合は、カテーテル(医療用の細い管)を血管に挿入し、造影剤を注入して血管の走行や太さ、血流などを調べる“血管造影検査”が行われることも少なくありません。
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