検査・診断
色覚異常が疑われる場合はまず、石原色覚検査表を用いた検査が行われます。この検査はかつて小学校4年生の子どもを対象に多くの小学校で行われていましたが、2021年現在は希望者のみに実施されるようになりました。
また、石原色覚検査表を用いた検査で異常が指摘された場合、どの種類の色覚異常なのか確定診断のため、アノマロスコープ検査やパネルD-15テストなどが行われます。
石原色覚検査表を用いた検査
石原色覚検査表とはモザイクのように敷き詰められた色の中に数字や記号が形取られた表のことで、それを患者に読み取ってもらうことで色覚異常の有無を確認する検査です。
アノマロスコープ検査・パネルD-15テスト
アノマロスコープ検査は、特殊な検査機器を用いて患者の錐体の機能を確認します。また、パネルD-15テストは15色あるパネルを患者に順に並べてもらい、色覚異常の程度を判定します。
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