なんこつむけいせいしょう

軟骨無形成症

最終更新日:
2017年04月25日
Icon close
2017/04/25
掲載しました。
この病気の情報を受け取るこの病気は登録中です

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

医師の方へ

原因

軟骨無形成症とは、軟骨が正常に形成されないために、正常な骨の成長が阻害されています。軟骨は骨が長くなるのに必要不可欠な骨の構成成分です。しかし、軟骨無形成症では、この機能がうまくはたらかなくなってしまっています。その結果として、身長であれば低身長になり、手足の骨であれば手足が短くなるといった症状につながります。

軟骨無形成症は、正常な骨の成長過程に重要な役割を果たしている遺伝子(FGFR3遺伝子)に異常が生じていることが知られています。この遺伝子の異常によって、骨の成長に必要なアミノ酸が変化してしまい、軟骨無形成症を発症する場合が多いことが分かっています。また、軟骨無形成症は、「常染色体優性遺伝」と呼ばれる遺伝形式を取ります。この遺伝形式では、両親どちらかが軟骨無形成症である場合、そのお子さんが同様の病気を発症する可能性は50%です。しかし、両親ともに健康であるにもかかわらず、お子さんが軟骨無形成症を発症することもあります。この場合は、遺伝子に突然の異常が生じたためであると考えられます。

医師の方へ

医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。

この病気を検索する

「軟骨無形成症」を登録すると、新着の情報をお知らせします

処理が完了できませんでした。時間を空けて再度お試しください

実績のある医師をチェック

軟骨無形成症

Icon unfold more