せんえんせいいしきしょうがい

遷延性意識障害

最終更新日:
2019年03月08日
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2019/03/08
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治療

遷延性(せんえんせい)意識障害を発症した際には、日常生活のさまざまな場面において介護が必要とされます。すなわち、排泄物の処理や定期的な体位変換、関節が固くなりにくいように適宜な運動、清拭、入浴、痰の処理などが必要とされます。移動に際しても自力で行うことはできないため、介助が必要です。また、食事についても口からの摂取は困難となり、胃瘻(いろう)による栄養投与が行われることもあります。

このような状況が長期間に渡って必要とされるため、患者さんのご家族のみでは対応することは困難なことがあります。そのため、公的サポート(デイケアやショートステイ、訪問介護など)を取り入れて対応することもあります。

また、遷延性意識障害では肺炎尿路感染症などを発症することもあります。これらに対応するために、抗生物質や点滴などの治療が行われることもあります。そのほか、機能回復を少しでも促進させるために声かけやスキンシップ、音楽などがすすめられることもあります。

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