治療
現時点で、遺伝性痙性対麻痺の根本的な治療法はなく、症状に対する対症療法が治療の中心です(2024年3月時点)。
対症療法としては、運動機能の支援・改善を目的としたリハビリテーション、医療用の歩行介助装置を用いた治療のほか、両脚のつっぱりを和らげるための薬物療法などが行われます。なお、薬物療法は内服薬(飲み薬)による治療が中心ですが、状況に応じて、筋肉や脊髄に注射で薬を投与することもあります。
参考文献
- Meyyazhagan A, Orlacchio A. Int J Mol Sci. 2022; 23(3): 1697.
医師の方へ
「遺伝性痙性対麻痺」を登録すると、新着の情報をお知らせします