リスク
鎮痛薬の使用時には、何らかの副作用が現れることがあります。鎮痛薬の副作用は薬の種類によって異なり、代表的な鎮痛薬の副作用には以下があります。
アセトアミノフェンの副作用
鎮痛薬の中では副作用の少ない薬ですが、まれにアレルギー症状や過敏症状、肝機能障害などが起こる可能性があります。
また、過剰量の使用で重篤な肝障害が現れることがあります。特に、日常的にアルコールを摂取する人ではそのリスクが高まるとされています。
NSAIDsの副作用
もっとも代表的な副作用の1つが消化管障害です。ほかに、腎機能障害、肝機能障害、血小板・心血管系障害、アスピリン不耐(過敏)症などがあります。
副作用の現れやすさは、使用するNSAIDsの種類と使用する患者さんの特性によって異なります。
オピオイドの副作用
オピオイドの副作用には便秘、吐き気、嘔吐、かゆみ、眠気、尿が出にくくなる、呼吸抑制などがあります。頻度が高いものは便秘と眠気、吐き気で、手術時の鎮痛薬としてオピオイドを使用したときはかゆみが起こりやすくなるといわれています。
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