治療
感染性によるものでは、原因菌に適した抗菌薬の投与や手術による関節内部の洗浄が行われます。また、痛風や偽痛風などの関節内結晶が原因の場合には、原因疾患に対する治療を第一に行います。関節の痛みが強い場合には鎮痛薬の内服などの対症療法が行われます。
また、軟骨の破壊が著しい変形性関節症では関節内にヒアルロン酸注射などが行われます。対症療法によっても症状が改善せず、歩行障害など日常生活に支障を生じているようなケースでは、人工関節置換のための手術が行われることもあります。
さらに、リウマチをはじめとした自己免疫性疾患が原因の場合には、それぞれの病気に合わせた治療が行われます。症状が悪化して、関節の変形や不安定性が生じた場合や痛みがひどい場合には、手術が行われることもあります。
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