原因
陥入爪の原因には、以下のようなことが挙げられます。
生まれ持つ爪の性質
爪の厚さや硬さ、形状などは人それぞれです。そのため、生まれ持った爪の性質によって陥入爪が生じやすい方もいます。
誤った爪のケア
爪を切りすぎたり、伸ばしすぎたりすると陥入爪が生じることがあります。特に深爪は陥入爪の原因になりやすいため、短く切りすぎないよう気を付けましょう。また、爪の端を切りすぎてしまうと陥入爪になりやすいともいわれています。
爪への圧迫
足の形やサイズに合わない靴を履いていると、爪が圧迫され陥入爪を生じることがあります。先端の細い靴やハイヒールなどは特に爪を圧迫しやすいといえます。また、サイズが大きい靴を履いていると靴の中で足が前に滑り、結果的に爪が圧迫される原因になることもあるため注意が必要です。
足への負担
体を動かす激しいスポーツは足に過度な負担をかけるため、爪にも圧力がかかり、陥入爪の原因になることがあります。また、肥満の方は足に負担がかかりやすく、爪に圧力がかかることがあります。
その他の原因
足を不衛生な状態に放っておくことや、けがをしたり、手術などによって爪を抜いたりすることも陥入爪の原因の1つです。また、足の変形や骨に異常がある方は、陥入爪を繰り返すこともあります。
爪白癬*という病気が陥入爪の原因となっている場合もあります。
*爪白癬:白癬菌と呼ばれる真菌(カビ)が皮膚から爪の中に入り増殖する病気。
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