治療
通常、陰嚢水瘤は特別な治療をしなくても成長とともに腹膜鞘状突起が自然に閉鎖していくことで改善していきます。しかし、3〜5歳頃になっても症状が改善しない場合や鼠径ヘルニアを合併している場合は、自然に治る見込みは低いため腹膜鞘状突起の付け根を縛ってお腹の中と陰嚢のつながりを閉鎖させる手術を行う必要があります。
また、原因がはっきり分からない成人の陰嚢水瘤に対しては陰嚢に針を刺してたまった水を抜く治療を行うことがあります。
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