検査・診断
離人症を診断するための血液検査や脳画像検査、脳波の検査などは現在のところ確立されていません。そのため、患者さんの訴えを医師が問診し、診断基準に基づいて診断されます。
ただし、離人症状が現れる病気は精神疾患に限らず、身体疾患においても多く存在するため、それらを除外するための検査は重要です。
具体的には、神経学的所見や脳波、脳画像検査、血液検査といった検査を用いて、てんかんや脳腫瘍、内分泌疾患などを除外することが検討されます。
離人症状が身体疾患に付随する症状である場合は、その疾患を治療して治癒すれば離人症状は改善します。
医師の方へ
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