症状
外力が加わった部位に痛みが生じます。出血が生じてこぶができることもあります。また、脳や骨など、頭部に存在する組織の損傷を併発することもあります。
脳しんとうを起こした場合には意識消失が、頭蓋内に出血が生じた場合には頭痛や吐き気、嘔吐、手足の麻痺、手足のしびれなどが生じることがあります。受傷直後に意識がはっきりとしていても、時間経過とともに状態が悪化し、意識が失われたり、けいれんを起こしたりすることもあります。
その他、顔面神経が損傷を受けると、顔の動きがぎこちなくなったり、目を閉じることができずに目が乾燥したり、水を飲んだ際に口から垂れてしまったりすることがあります。涙腺、耳下腺などの組織が損傷を受けた場合には、目やにが増える、耳の周辺から唾液が漏れる、などの症状がみられることもあります。
- 子どもが頭を打った!どのような症状に注意する?自治医科大学附属さいたま医療センター ...天笠 俊介 先生
子どもはよく転倒し、その際に頭を打ってしまうことがあります。頭を打ったとき、まず注意すべきなのは「意識があるか」という点です。言葉を話すことが...続きを読む
- 「子どもが頭を打ったあと」時間が経ってから注意すべきこと国際医療福祉大学救急医学 主任教授、国際...志賀 隆 先生
お子さんが転び、頭を打ってしまうことはしばしばあります。子ども、特に乳幼児は大人と違い、症状を自分の言葉で説明することができないため、保護者が...続きを読む
- 「頭を打ったあと」時間が経ってから注意すべきこと―大人の場合国際医療福祉大学救急医学 主任教授、国際...志賀 隆 先生
転んだり階段で滑ったりしてしまい、頭を打ってしまうことはしばしばあります。頭を打ってしまい、病院に受診したものの入院にはならずに無事に家に帰宅...続きを読む
医師の方へ
「頭部軟部組織損傷」を登録すると、新着の情報をお知らせします