検査・診断
まず問診で年齢や月経不順に気付いた時期、普段の月経周期や出血量などを詳しく確認します。中には妊娠や婦人科系の病気による不正出血を月経と勘違いする例もあるため、状況に合わせて妊娠の有無や、画像検査などによって子宮や卵巣の状態を詳しく調べることもあります。
妊娠や病気などがない場合は、基礎体温を用いて月経周期を正確に把握し、診断に役立てます。基礎体温は4~5時間以上安静にした後(睡眠をとった後)、起き上がらずに婦人体温計を舌裏の根本にあてて測定します。女性の体は月経周期に伴って体温が変動します。卵胞期は低体温気味で、排卵期にもっとも低くなり、黄体期は高体温気味になります。3か月程度基礎体温を測定し続けその変動を確認することで、月経周期と異常の有無を把握できます。
そのほか、血液検査によるホルモンの測定なども検討されます。
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