種類
頻発月経は、“無排卵性”のものと“排卵性”のものに分けられます。
無排卵性
排卵が生じていないにもかかわらず、月経が起きている状態です。少量の出血が長期間にわたって続くため、なかなか月経が終わらないことが特徴です。性的に未成熟な思春期や卵巣機能が低下する閉経前の女性に多くみられます。
排卵性
排卵がある場合の頻発月経は、卵胞期または黄体期が短くなることで起こります。
卵胞期の短縮による頻発月経は無排卵性のものと同様、思春期や閉経前によくみられます。一方で、黄体期の短縮による頻発月経は黄体機能不全などの病気が疑われ、不妊や流産の原因となることもあります。
医師の方へ
「頻発月経」を登録すると、新着の情報をお知らせします