検査・診断
顎変形症では、顔の変形と不正咬合の状態を詳細に評価するために、問診のほか、歯ならびなど口の中や顎の動きの確認、発音などの顎口腔機能検査、歯型を採取して作成した精密な模型から診査を行います。頭部X線規格写真*を用いた検査やCT検査なども行われます。
手術を行う場合には、術前検査として全身状態を調べるために、血液検査や尿検査、胸部X線検査、心電図検査などが行われます。
*頭部X線規格写真:矯正歯科治療時などに一定条件のもとX線を用いて頭部を撮影し、顎や歯のかみ合わせの状態を確認する検査。