症状
顎変形症の主な症状は、顔の変形と不正咬合です。顔の変形においては、上顎または下顎が突き出る、上顎または下顎が後退して見える、下顎が小さい、顔の大きさが左右で異なるなどがあります。
顎の変形によっては、唇が閉じにくくなったり、下顎が小さい場合には空気の通り道が狭くなるためにいびきが大きくなったり、睡眠時無呼吸症候群の原因になったりすることもあります。
不正咬合においては、歯ならびが悪い、うまく咬めない、前歯が開いている、奥歯しか当たらない、話しづらいなどの症状がみられます。顔の変形や不正咬合以外に、口を開けるときに音がする(顎関節雑音)、痛い(顎関節痛、咀嚼筋痛)、開きづらい(開口障害)などの顎関節症状を伴う場合もあります。
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